Q&A集
Q&Aについて
ミネラルウォーター市場は平成元年(1989年)から平成29年(2017年)までの29年間で30倍あまりに拡大しており、今やミネラルウォーターは生活必需品となりつつあります。また、昨今では、保存水の需要も増えてきています。一般家庭への浸透に伴い、ミネラルウォーターに関する様々なご質問が各方面から寄せられております。
そこで、これらのご質問の中から頻度が高くまた基本的な事項を選び、一般的なミネラルウォーターについて解説いたしました。
Q&A
Q-3)ミネラルウォーターの製造方法を教えてください。 |
A1)世界各地で製品化されているミネラルウォーターは国によって製造方法が異なっています。中でも大きな違いは原水を殺菌する工程です。
日本やアメリカなどでは原水を加熱殺菌またはそれと同等以上の効果をもつ方法で殺菌処理を行うことが前提になっていますが、これに対してヨーロッパ諸国では無殺菌・無除菌で製造されています。このことは水に対するそれぞれの国の考え方及び文化の違いに由来しております。
日本では、食品衛生法に基づく規格基準の中にミネラルウォーター類の製造基準が定められており、その原水の基準に適合した安全な水を用いて、同じく食品衛生法で認められた製造設備で製造します。
A2)それでは製造工程ですが先ず、汲み上げられた原水はストレーナーのような目の粗い濾過器を通して砂礫などの異物を除去した後、85℃30分の加熱殺菌か、またはそれと同等以上の効力をもつ殺菌、または除菌濾過を行ないます。それらの中味は充填機で容器に自動的に充填され、更に巻締機でキャップが密栓・密封されます。このあと、容器にラベルが貼付またはヒートシールされ、ダンボール箱に詰め出荷されます。
日本やアメリカなどでは原水を加熱殺菌またはそれと同等以上の効果をもつ方法で殺菌処理を行うことが前提になっていますが、これに対してヨーロッパ諸国では無殺菌・無除菌で製造されています。このことは水に対するそれぞれの国の考え方及び文化の違いに由来しております。
日本では、食品衛生法に基づく規格基準の中にミネラルウォーター類の製造基準が定められており、その原水の基準に適合した安全な水を用いて、同じく食品衛生法で認められた製造設備で製造します。
A2)それでは製造工程ですが先ず、汲み上げられた原水はストレーナーのような目の粗い濾過器を通して砂礫などの異物を除去した後、85℃30分の加熱殺菌か、またはそれと同等以上の効力をもつ殺菌、または除菌濾過を行ないます。それらの中味は充填機で容器に自動的に充填され、更に巻締機でキャップが密栓・密封されます。このあと、容器にラベルが貼付またはヒートシールされ、ダンボール箱に詰め出荷されます。