Q&A集
Q&Aについて
ミネラルウォーター市場は平成元年(1989年)から平成29年(2017年)までの29年間で30倍あまりに拡大しており、今やミネラルウォーターは生活必需品となりつつあります。また、昨今では、保存水の需要も増えてきています。一般家庭への浸透に伴い、ミネラルウォーターに関する様々なご質問が各方面から寄せられております。
そこで、これらのご質問の中から頻度が高くまた基本的な事項を選び、一般的なミネラルウォーターについて解説いたしました。
Q&A
Q-10)おいしいミネラルウォーターとは |
A1)おいしさはお客様が見つけるもの
「おいしさ」については、製造者の皆さんが研究所のトレーニングされた評価パネルを用い、官能検査(きき水テスト)を行って得たデータを統計的に解析することで、お客様の嗜好を先取りしようと努めています。総論的には少しずつ判ってきたようですが、企業秘密でもありますので、殆ど社外には発表されていません。
官能分析評価は専門家でもなかなか難しいと言われますので、一般消費者では尚更、識別困難かと思われがちですが、かえってそれはきっちりと評価が下されているようです。
即ち、お客様が長い間飲用を繰り返しているうちに、どのミネラルウォーターが自分に適したものか、そして一番おいしいかを探し出しているのです。
A2)おいしいミネラルウォーターとは
1)ミネラルウォーターのおいしさは、特定の成分が「多い、少ない」ではなくて、多種微量のミネラル成分のバランスによって決 まります。(そのため、ミネラルウォーターのおいしさを説明するのは難しいのです。)
2)マクロ的には次のことが言えます。
1.おいしさに寄与する成分」・・・プラスに働く物質が適量含まれていること。
→カルシウム、カリウム、二酸化炭素、重炭酸、溶存酸素、二酸化炭素
「まずさに関係する成分」・・・マイナスに働く物質。
→マグネシウム、硫酸イオン、硫化水素、マンガン、鉄、銅、亜鉛等
2.これらの成分は全てバランスしていることが大切です。
また、成分間の相乗作用の問題もあります。例えば、マグネシウムは
渋みに関係する成分ですが、カルシウム等とある割合で共存しますと、
逆においしくなる場合もあります。
3.ミネラルの量は多過ぎても、また、少な過ぎてもいけません。
ミネラルを全く含まないか、またはほとんど含まないものは
「気の抜けた水」になります。また、ミネラルのバランスにもよりますが、
適量のものは「まろやか」ですし、多過ぎると「苦味」「塩味」「渋み」
などが出てきます。
3)飲む温度もおいしさに関係します。適温は10℃〜15℃(夏場は10℃〜20℃)
4)そのほか、体調、外気温度・湿度なども無関係ではありません。
「おいしさ」については、製造者の皆さんが研究所のトレーニングされた評価パネルを用い、官能検査(きき水テスト)を行って得たデータを統計的に解析することで、お客様の嗜好を先取りしようと努めています。総論的には少しずつ判ってきたようですが、企業秘密でもありますので、殆ど社外には発表されていません。
官能分析評価は専門家でもなかなか難しいと言われますので、一般消費者では尚更、識別困難かと思われがちですが、かえってそれはきっちりと評価が下されているようです。
即ち、お客様が長い間飲用を繰り返しているうちに、どのミネラルウォーターが自分に適したものか、そして一番おいしいかを探し出しているのです。
A2)おいしいミネラルウォーターとは
1)ミネラルウォーターのおいしさは、特定の成分が「多い、少ない」ではなくて、多種微量のミネラル成分のバランスによって決 まります。(そのため、ミネラルウォーターのおいしさを説明するのは難しいのです。)
2)マクロ的には次のことが言えます。
1.おいしさに寄与する成分」・・・プラスに働く物質が適量含まれていること。
→カルシウム、カリウム、二酸化炭素、重炭酸、溶存酸素、二酸化炭素
「まずさに関係する成分」・・・マイナスに働く物質。
→マグネシウム、硫酸イオン、硫化水素、マンガン、鉄、銅、亜鉛等
2.これらの成分は全てバランスしていることが大切です。
また、成分間の相乗作用の問題もあります。例えば、マグネシウムは
渋みに関係する成分ですが、カルシウム等とある割合で共存しますと、
逆においしくなる場合もあります。
3.ミネラルの量は多過ぎても、また、少な過ぎてもいけません。
ミネラルを全く含まないか、またはほとんど含まないものは
「気の抜けた水」になります。また、ミネラルのバランスにもよりますが、
適量のものは「まろやか」ですし、多過ぎると「苦味」「塩味」「渋み」
などが出てきます。
3)飲む温度もおいしさに関係します。適温は10℃〜15℃(夏場は10℃〜20℃)
4)そのほか、体調、外気温度・湿度なども無関係ではありません。